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亜鉛と銅の関係

お知らせ 2021年06月09日

 

 

不妊治療を始めると様々な検査を行いその結果、普段私達が気にしていなかった部分が指摘される事があります。その中の一つが亜鉛の量や亜鉛と銅の比率です。普段から亜鉛の量や銅との比率を考えながら食事をしているという方は少ないのではないでしょうか。しかし妊活には亜鉛と銅はとても重要です

亜鉛とは

成人の体内に約2g含まれ、そのほとんどが筋肉と骨に含まれます。そのほかには皮膚・肝臓・膵臓・前立腺などの臓器にも存在し酵素の構成要素となっています。亜鉛は酵素タンパク質の構成要素としてさまざまな生体内の反応に関与しており、アミノ酸からのタンパク質の再合成、DNAの合成にも需要であり胎児や乳児の発育や生命維持に非常に需要な役割をはたしているほか、骨の成長や肝臓、腎臓、インスリンをつくる膵臓、精子をつくっている睾丸など新しい細胞がつくられる組織や器官では必須のミネラルとなります。また、体の細胞にダメージを与える活性酸素を除去する酵素の構成成分であるほか味覚を感じる味蕾細胞や免疫反応にも関与しているのです

亜鉛の作用

亜鉛の吸収量は摂取量や一緒に存在する他の成分により変動しますが、一般的には約30%程度と言われており、非常に摂りずらい成分です。ビタミンやクエン酸を含む食品と併せてとることで吸収率をあげるといわれています。食事からは摂りずらい亜鉛ですが、普段私達が何気なく口にしている食品により吸収が阻害されてしまっていたり、過剰に体外に排出してしまうケースがあります。それは、ファストフードやコンビニ弁当などが挙げられます。インスタントラーメンなど加工食品にはリン酸塩、ポリリン酸、フィチン酸、グルタミン酸ナトリウムが使われ、これらの成分は亜鉛の吸収を阻害します。その為、普段からファストフードやコンビニ弁当ばかり食べていると気付かないうちに体内の亜鉛が不足している状態になります。(亜鉛不足は起こりやすいのですが、亜鉛を過剰に摂取していることはあまりないそうです)

亜鉛不足

亜鉛が不足しているか、どのように判断するのでしょうか。

亜鉛が不足した状態が続くと様々な症状が出てきます。

*味覚障害

味は舌にある味蕾(みらい)とよばれる部分で感じ取ります。この味蕾は新陳代謝が活発で約4週間のサイクルで生まれ変わると言われています。亜鉛はこの働きを促しており、不足すると味覚の障害が起こる可能性があります

*免疫力の低下

亜鉛は免疫機能に関わりのある細胞の働きに影響があります。不足すると免疫力が低下し感染症にかかりやすくなります。感染症だけではなく自己免疫疾患も亜鉛の低下に関わることがわかっています

*爪や皮膚の異常

亜鉛は皮膚や粘膜、爪の状態を良好に保つのに役立ちます。原因疾患のないかゆみを伴う皮膚や慢性湿疹、そして爪の異常や脱毛も亜鉛欠乏が関わると考えられています

 

亜鉛不足のチェック表がありましたのでこちらも参考にしてみて下さい(味覚異常の場合)

*濃い味を好む

*食べていないときも口の中に苦味などを感じる

*好きなものを口にしてもまずく感じる

*いつもと違う味がする

*塩味がとがった感じがして不快

*味がしない

*特定の味がしない

 

亜鉛は妊娠に深く関与しています

先程もお話しましたが、〔精子をつくっている睾丸など新しい細胞がつくられる組織 や器官では必須のミネラルとなります〕と言われているように、亜鉛は精子をつくるのに重要な役割を働いているミネラルで、亜鉛濃度が精子形成や精子の運動性に影響してくると言われています。また卵子の成熟過程に関係しているという指摘もありますし、赤ちゃんが生まれたあとの発育にもかかわってくるそうです。

銅とは

亜鉛と同じくミネラル成分である銅は骨や骨格筋、脳や肝臓、血液中などに存在しています。

銅は鉄から血液中の赤血球がつくられるのを助ける栄養素です。赤血球中のヘモグロビンとよばれる赤い色素は鉄を成分としていますが、銅はこのヘモグロビンをつくるため鉄を必要な場所に運ぶ役割をしています。このため、貧血対策に鉄分をいくらとっても銅がなければ思ったように効果が上がらないのです。また、銅は体の中の数多くの酵素となっていて、活性酸素を除去する働きや骨の形成を助けたりする役割も担っています

銅の不足

遺伝性の疾患や極端に銅が不足してしまうと、貧血や髪・皮膚の色の脱色、白血球の減少による免疫力の低下、骨の異常(骨粗鬆症など)、子供の場合は成長障害えお起こすと言われていますが日常生活で極端に不足することはないと言われていますので安心ください。

銅は牡蠣やスルメなどの魚介類、レバー、ナッツ、大豆、ココアなどに多く含まれます。ビタミンCと果糖は銅の吸収を高めるといわれているので銅を意識し食事をする際には一緒に摂取してみてください

亜鉛と銅の比率

亜鉛と銅は妊活に重要で不足しないように気を付ける必要があるのですが、両者のバランスも重要です。なぜなら血液中の銅の濃度が高すぎると妊娠しにくい(着床率が悪くなる)といわれているからです

亜鉛と銅どういう関係があるの?と思うかもしれませんが銅と亜鉛はシーソーのようなもので銅が増えれば亜鉛が減り、亜鉛が増えれば銅が減るという関係にあります。そのメカニズム自体はよくわかっていませんが、小腸から吸収される経路が同じでよりたくさんあるものが、より吸収されやすくなるからではないかと考えられています。からだの中に亜鉛がたくさんあれば、まずは亜鉛を吸収しようと働き、のけものにされた銅が排出されていくといった具合です。

 

亜鉛や銅の働きをみるとわかるように、この比率は妊活中の女性だけでなく男性も意識していかなければならないところだと思います。コロナ禍で自炊が多くなっている今がチャンスだと思い亜鉛や銅などのミネラルを意識した食事をとってみてはいかがでしょうか

 

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