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甲状腺クリーゼ*

ブログ 2017年11月20日

Thyroid

甲状腺の異常と不妊は以前より関連性が指摘されておりました。

亢進症においても低下症においてもふににゃ流産率が高いことが報告されています。

潜在性甲状腺機能低下症

潜在性甲状腺機能低下症は血中遊離サイロキシンFT4基準値範囲ですが、けっくう甲状腺刺激ホルモンTSHが基準値上限を超える病状のことです。

軽度の原発性甲状腺機能低下症、軽度の甲状腺ホルモン(FT4,FT3)の不足状態をいいます。

顕性甲状腺機能低下症と同じで原因は橋本病や治療後の甲状腺疾患などが考えられています。

ヨードの過剰や薬剤によるものは原因除去されます。

T4治療はTSHが10μU/mL以上の場合に適応になります。

妊娠予定、または妊娠中の場合TSH値2.5μU/ml以上で治療介入が勧められています。

ヨード

食事から摂取したヨードは小腸に吸収され、甲状腺細胞に取り込まれ、甲状腺ホルモンを構成する要素になります。

ヨードを取ることができない地域では、地方性甲状腺腫、甲状腺機能低下症、クレチン症、受胎率の低下、流産、乳児死亡率の増加、と盧浦プラスト、胎芽の異常および精神異常を引き起こすと、米国内分泌学会のガイドラインで解説されています。

では、どのくらいヨードを取ればいいのかというと、WHO世界保健機関では妊婦の一日のヨード平均摂取量を250μU/日をおススメしています。

WHOでの妊婦のヨード摂取量は150μU/日以下だと不十分、500μU/日異常だと過剰摂取といわれています。

さて、WHOによる基準はわかりましたが、日本人はどれほど平均ヨードをせっしゅしているのでしょうか?

日本人のヨードの摂取量は1,200μU/日と報告されており、ヨード過剰摂取地域です。

ヨードを取りすぎても甲状腺には問題が起こらない仕組みがありますので。健常者は普通の生活でも大丈夫です。

ただし、橋本病などの疾患をお持ちの上、ヨードの取りすぎで甲状腺機能低下症を発症した場合は不妊の原因になります。

気になる方はヨウ素制限レシピを調べてみてください!

卵管造影と甲状腺

子宮卵管造影検査は妊活の際によく行う検査の一つです。

卵管造影の検査後にヨード過剰による甲状腺機能異常をきたすという報告もあるので、気を付けないといけません。

また甲状腺疾患のない不妊女性でも卵管造影検査後は少なくとも半投資は体内にヨウ素過剰状態にあるため、甲状腺機能異常に注意する必要があります。

この期間に改造類などの過剰な摂取やヨウ素含有薬の使用を避けたほうがいいと思います。

甲状腺クリーゼ

甲状腺クリーゼとは突然、極度の甲状腺機能亢進状態となり心拍、血圧、体温が危険なほどに上昇し生命に危機が及ぶ状態のことです。

クリーゼとはドイツ語で危機を表す言葉だそうです。

甲状腺機能亢進症の人のごくわずかの方に発症し甲状腺の適切な治療を受けていないと発生のリスクは高まります。

甲状腺に問題を指摘されていなくても妊娠、分娩をきっかけに発症する場合があるそうですが

そういうケースは元々潜在性の甲状腺機能の異常がある場合が多いそうです。

潜在性とは甲状腺ホルモンの値に異常がなくても甲状腺ホルモンを分泌させる為のホルモン(指令をだすホルモン)の値に異常がみられる場合、甲状腺のホルモンが基準値の為自覚するような症状がでにくくなってしまっています。症状が隠れているので潜在性といいます。

でも分泌させるためのホルモン値が低いのに正常な分量のホルモンが分泌されてるという事はその指令のホルモンが正常値になったら多量に分泌されてしまう事を示します。

逆に高い場合は一生懸命ホルモンを出してと命令をしているのに反応が良くないという事を示します。

 

妊活の場合には甲状腺を指令するホルモン値が基準の範囲内であっても低めの場合は甲状腺のホルモンを補充することによって妊娠の確率を上げた例もあるようです。(甲状腺の自己抗体の検査も陽性の場合)

 

妊活の最初の検査に甲状腺のホルモンの検査が入ってることも多いですが血液検査の記号の様な羅列に何の検査をしたのかわからない方も多いと思います。

今一度、検査表を確認してみるのもいいのではないでしょうか?

甲状腺のホルモンの異常はきちんと治療を受けることでリスクを減らす事が出来ます。

きちんと今の状態を把握し、対応することが大切です。

流産・早産と甲状腺

顕性甲状腺機能低下症の場合流産率の増加見られます。

それ以外に、早産、妊娠高血圧症候群、常位胎盤早期剝離、貧血、分娩後出血、帝王切開などのリスクが増加するといわれています。

 

潜在性甲状腺機能低下症と流産の関連は12週までの早期流産のなかでも、特に胎児頭殿長1センチ以下の早期の流産に関連が深い問われていますが、関連しないという報告もいくつかあるそうです。

バセドウ病は流産や早産のリスクを上昇させるといわれています。

甲状腺の機能をコントロールすれば、リスクを軽減させていくことが可能といわれています。

 

甲状腺と鍼灸治療

当院では、副腎髄質が胎生学的に交感神経と同一で、下垂体ホルモンが視床下部神経細胞によって分泌されるホルモン支配を受けているので自律神経と内分泌系を分けて処置することは不自然ですが、臨床においては病床学的に甲状腺肥大や副腎肥大、副甲状腺機能亢進症、更年期障害における卵巣機能低下など、それぞれの内分泌線自体の個別的な異常がある場合が多いので、内分泌の異常の処置法といわれる、長野式鍼灸治療をもとに甲状腺の治療を行っています。

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