あしのかかと不妊・妊活*
ブログ 2016年11月11日
踵のケア
「かかと」というのは子宮や卵巣の足の反射区です。
かかとにひび割れがあったり、冷えていて硬くなったり、青紫色になったりしていると、生理不順や便秘などにもつながり、よくありません。
また、妊娠を目指している方はかかとがガサガサなんてもってのほかです。
しっかり温めでクリームで保湿して下さいね。
なかなか自分では面倒だったり、保湿しているのにカサカサが治らない方は、足湯とマッサージがおすすめです。
足の裏には、臓器の反射区があります。反射区に出る痛みや、乾燥、かゆみなどは体の不調だけでなく、心の奥底に潜むネガティブな感情も反映していると言われています。
みやび鍼灸院の治療の時に、「踵がカサカサなので、クリームを塗ってください」と言われた方いませんか?
踵は、骨盤腔内の反射区になります。踵がカサカサだと、骨盤腔内もカサカサ栄養不足で潤っていません。
そこで、クリームを塗って踵をケアすることで骨盤腔内も潤ってくるのです。不妊、婦人科治療をしている方には大事なことですね。
また、感情として「迷い」「躊躇」があると、骨盤腔内の不調も出やすいようです。こういったネガティブ感情は、人間なら誰しも抱えているものです。
ポジティブなふりをして無理やり打ち消そうとすると反動で増大しかねません。
なので、もし、反射区に何らかの反応が出ていたら、そこをケアしてあげてください。そして、ネガティブな自分も受け入れてあげましょう。
そのネガティブな部分を癒していくことで体の不調が出にくくなったりします。
足裏がじっとりと湿っている人はまぶたが腫れぼったい、凹みがある人は腰痛になりやすい、乾燥している人は肩こりに悩んでいる…。
二足歩行をしている人間は、姿勢・動作のクセ、内臓の具合が足裏に集約され、体調や美容の状態、
さらには心までもが足裏に映し出されていることを知っていますか?そう、足裏は美容と健康を映し出す鏡なのです。
1日生活していた足はパンパンにむくんで固くなっています。反対に顔や手先は水分が不足してカサカサに。
足先に触ってみるとヒンヤリ冷たい!だるくて辛いうえに、夜中もなかなか寝付けない、そんな経験はありませんか?
1日の終わりには重力のためもあって水分が下半身に溜まります。そのうえ運動不足や老化によって、血液を心臓に戻す筋力も弱くなりがちなのです。
これでは夜、眠っているうちに行われる顔や肌のメンテナンスもスムーズにはできません。
まずは下半身に溜まっている血液や水分を上半身にもめぐらせてあげること。そのためには足裏のケアが効果的なのです。
足裏の表情はいくつかのタイプに分けられます。まずは自分の状態を把握し正しいケアをおこなっていきましょう
足裏のタイプは?
1、踵のシワがウネウネ。冷えているのにじっとりと湿った足裏さん。
顔色が悪くむくんでいるのにかさつきがち。シミ・そばかすがつきやすく気弱で疲れたが口癖。
東洋医学では脾が弱っている状態です。
足首から下の部分を足湯や湯たんぽで温め、冷えむくみを解消させ気持ちも前向きに!
2、踵に深いシワがあり、全体的に凹みが多い足裏さん。
左右の目の大きさが違う!腰痛になりやすく胃腸が弱いのが悩み。
東洋医学では腎が弱っている状態です。
体の使い方のクセが強いため、体が歪みやすいタイプでその歪みが顔に影響してしまいます。
ゆがみ+運動不足や老化による筋力低下が原因です。
身体を動かす時間を増やしケアをしていくことが大切です。
3、カチカチひび割れ。乾燥しタコなどがある足裏さん。
足裏全体の皮膚が硬い。気が強くて明るい反面落ち込むとうつ状態になるほど感情に起伏が激しいタイプです。いつも体のどこかに力は入り肩こりがひどくなります。
東洋医学では肝が弱っている状態です。
精神的な緊張が抜けず体と心が固まりやすいタイプです。
筋肉の緊張が強く便秘や子宮筋腫などの体のなかにも固まりができやすくなります。
足裏にある固い部分やタコにお灸をし、ストレッチなどで体をほぐしていきましょう!
かかと落としが効く!オステオカルシン
今注目の骨ホルモン「 オステオカルシン 」一度は耳にしたことはありますでしょうか。
骨を解剖してみると内部には血管や髄液が詰まっていて、骨から血管もでています。
骨から分泌されるそれが骨ホルモン(オステオカルシン)なのです!
このオステオカルシンは様々な臓器に関係しています。
脳 → 神経細胞の結合を維持させ、記憶・認知機能を改善させる。
膵臓 → 膵臓の働きを活発にしてインスリンの働きを促進、血糖値をゆるやかに上げる。
肝臓 → 幹細胞の代謝を向上させ肝機能を向上させる。
心臓 → 心臓を活性化し、動脈硬化を予防する。
小腸 → 糖などの栄養吸収を促進させる。
精巣 → 男性ホルモンを増やし生殖能力をあげる。
腎臓 → 骨が作るFGF23というホルモンが腎機能を向上、血液をきれいにしてくれる働きを促す。
皮膚 → 皮膚組織と同じ種類のコラーゲンを作り出し、シワの数と相関が高い
いいことばかりですね。
このオステオカルシンですがサプリなどはまだ作られていません。
ではどのようにしたらオステオカルシンが活性化し体に影響を与えてくれるのでしょうか。
その方法とは、「 かかと落とし 」です!
やり方は簡単です。
1、姿勢を整え、ゆっくりとかかとを上げます。(この時壁や椅子を支えにしても良いです)
2、ストンと一気にかかとを落とします。
これを一日30回以上行うと1~2週間で効果が出てくるといわれています。
よりかかとに刺激を与えるのであれば靴ははかずに行いましょう。
骨粗しょう症や血糖値が高めのかたにおすすめです。
何度も言いますが、かかとは子宮の反射区です。
刺激をすることでお腹がふっくらしてくるなどの効果がありますので妊活中の女性にもおススメです。