新型出生前診断。
ブログ 2019年06月26日
先日のニュースで新型出生前診断の在り方に関する検討会が行われることになりましたが、そもそも皆さんは新型出生前診断をご存知でしょうか。
新型出生前診断とは、無侵襲的出生前遺伝学的検査とも呼ばれる検査で、2011年に米国で始まり、2013年から日本でも行われるようになりました。
妊婦さんの血液中に含まれる赤ちゃんのDNA断片を分析することで赤ちゃんの染色体の変化を調べる事が出来という検査です。
検査の対象となる染色体疾患は
・ダウン症(21トリソミー)
・18トリソミー
・13トリソミー の三つです。その他の染色体疾患や先天性疾患などは対象となりません。
新型出生前診断の特徴は「 安全で精度が高い 」ということです。
これまでの精度の高い検査は羊水検査や絨毛検査でしたが、妊婦さんのおなかにはりを刺し検査を行うので流産のリスクを伴うという、身体に大きな負担や影響を与えるものでした。
この方法とは違い新型出生前診断は血液で赤ちゃんの染色体の変化を調べるので流産や死産のリスクがありません。
結果は陽性・陰性で示されますが、確定診断のためには羊水検査が必要です。
35歳以上が対象で指定医療施設で遺伝カウンセリングを受けてから行います。
妊娠10週という早い時期から検査が可能なので(羊水検査は妊娠15週ころ羊水を採取して行う)検査結果が出た後、今後のことを夫婦で十分に考える時間があることも特徴といえます。
おなかの赤ちゃんに異常があった場合どうしていくのか考え、
検査を受けるかは夫婦間でよく話し合ってください。
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