白湯の飲み分け*
コラム 2016年07月26日
こんにちは。なかなか梅雨が明けず、過ごしやすい日が続きますね。
うっかり風邪をひいてしまいました。
今日は白湯の飲み方について面白い記事を読みましたのでご紹介します。
年々注目されている白湯ですが、湯冷ましとの違いと、どんなふうに使うといいのか・・・ちょこっと掲載します。
白湯と湯冷まし
まず、白湯と湯冷ましの違いです。
白湯は消化力をアップして体内を活性化させる作用があるようで、湯を沸かして65℃以上(目安はフーフーしないと飲めない温度)でのむ。
湯冷ましは800mlをなべにかけてふたをしないで10分以上わかして常温までさましたものをいい、体の熱を取り、水よりも消化に良いそうです。
症状別・白湯と湯冷ましの飲みわけ方
症状別には生理痛・ホルモンバランスの崩れにはアツアツの白湯を1日500ml数回に分けて飲むとよい。
ホットフラッシュ・のぼせ、発汗には600ml以上の湯冷ましを一日かけて飲み切るとよい。
便秘には食中・寝る直前にアツアツの白湯200mlをすすりながら飲むと良い。
目覚めがわるい、食欲不振の時は寝る直前にアツアツの白湯200mlをすすりながら飲むと良い。
偏頭痛・緊張型頭痛は600mlの湯冷ましを一日かけて飲み切る
頭全体を締め付けるような頭痛は食中・食間に200mlの白湯をボーっとしながらのむとよい。
以前、妊娠するには一日2Lの水を飲むと良いと書いた本がありましたが、水も温めたり覚ましたりすることでまた効用が変わるのですね。
この時期は冷たいものを飲みやすい時期ですが、水分補給について考えてみるのもいい機会ですね。
寒さ・冷え性対策に白湯
温かくなってきたので冷え対策、今は大丈夫なんて思ってませんか?
この時期、日差しも強くなって喉越しも良いシュワシュワした冷たい飲み物も美味しく感じられる時期ですね。
こういう時期こそ冷え対策が大切です。
まだ朝晩は冷えたり、急に降る雨は冷たいです。
満員電車で冷房が入ることがあります。
うっかり冷やしてしまいがちな季節程、自己管理が大切です。
冬用の靴下を履いてませんか?
温める事は大切ですが汗をかいて冷えてしまっては元も子も
ありません。季節に合わせたものを選ぶ事が大切です。
またついつい素足で動いちゃってないですか?
寒くないから大丈夫と思っていても本当にそうですか?
触ってみても足、冷たくなってませんか?
この時期だからこそ、身体を内から温める為に白湯を始めてはいかがでしょう。
やり方は簡単です。
朝、800㎖をやかんで沸騰させます。
1回に飲むのは100~200㎖、コップ1杯です。
コップに取り分けてふうふうしたら飲めるまでさまします。
残りはポットにいれて保温して都度冷まして飲みましょう。
最近のポットはけっこう熱いまま保温できます。
インド医学のアーユルヴェーダからするとレンジでチンするものとやかんでわかしたものは違うそうです。
やかんでコトコトわかされたお湯には風の力が加わるそうです。
そういう事をふまえなくても、一度沸騰させたお湯をさましながら飲むという事が大切だという方もいらっしゃいます。
一度沸かしてしまえばポットに入れて保温出来るので楽だというのもあります。
量を考えてもこれがなくなったら今日の分はおしまいに出来ます。
白湯は朝、寝ている間に失われた水分を補給し、身体を温めてくれ、
最初に温かいものを飲んでおくと腸の活動を活性化するので朝食を食べたくなり、消化も助けてくれると言われています。
消化を助ける為には白湯を飲んで薄まった胃液を回復させるのに30分くらいの時間を置くと良いと言われています。その時間は満腹中枢にも働きかけ、
無駄食いを防ぐとも言われています。
なので昼食、夕食の30分前に白湯を飲む習慣をつけるとよいでしょう。
白湯の良い所は今すぐ始められるところです。
さっそく始めてみませんか?