質のよい卵子を育てるためには!?

女性専門 新宿の不妊鍼(はり)灸治療 【みやび鍼灸院】

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【妊活】いい卵子に必要な栄養素!

ブログ 2016年05月27日

 

 

※卵巣の構造や働きは動画で表示されます、ご覧ください。

 

卵巣の主な疾患

 

多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)

 

毎月、生理が終わると卵巣から次の周期に排卵する卵の準備が始まります。

この時、通常1個の卵胞が成長するのですが、何らかの原因で卵胞がたくさん育ち排卵しずらくなる状態をいいます。

卵巣の中に沢山の卵胞が見える事から「ネックレスサイン」といわれています。

 

PCOSでみられる主な症状は、月経異常(無月経・希発月経・無排卵周期症のいずれか)、多嚢胞卵巣(超音波所見)

血中男性ホルモン高値、LH基礎値高値・FSH基礎値は正常、多毛、にきび、声の低音化、肥満 などです。

全てが当てはまるわけではありません。

 

原因はいまだにはっきりしたことはわかっていませんが一つの仮説として、

卵胞の莢膜細胞でアンドロゲン(男性ホルモン)が過剰に産生されることが中心病態であるとされています

このアンドロゲンが肝臓のホルモンを低下させることによって、生理活性を示すエストラジオール(E2)増加し、

卵胞発育しない異常な情報を脳に送り続けます。

視床下部でのゴナドトロピン放出ホルモンが増加し、LHが優位顆粒膜細胞の増殖障害となり莢膜細胞が増加します。

アンドロゲン(男性ホルモン)産生を増加させるという悪循環になり、それにより多嚢胞卵巣・月経異常になります。

 

 

<治療方法>

◆ホルモン治療

・クロミフェン(排卵誘発剤)

これで排卵が起こらなければ糖尿病の薬であるメトホルミンを併用する。

・ゴナドトロピン

飲み薬が無効な場合はより強力な排卵誘発作用を有する注射を使用します。

約70%の排卵率、6週期までに50~60%の確率で妊娠・出産に至ると報告があります。

 

◆手術療法

近年はあまり行っていませんが腹腔鏡手術によって両側の卵巣に小さな穴をあけます。

 

PCOSは血流の悪さや食事でも影響されると言われています。

お腹は冷やさず血液の循環を改善し、甘い物や冷たいものは極力控えるようにしましょう。

 

 

 

ミオイノシトール

 

ミオイノシトールは元々耐糖能異常(糖尿病予備軍)の方、多嚢胞性卵胞症候群(PCOS)の方、未熟卵が取れやすい方に有効であるとされていました。

最近になりミオイノシトールが卵成熟、胚発生に重要な役割があることが論文で報告されました。

臨床妊娠率上昇、流産率減少、形態良好胚の増加、未熟卵・変性卵率の減少、排卵誘発剤使用総量の減少にも有効であるという結果も

出ているようです。

男性不妊にも乏精子症、精子無力症、奇形精子症の方のミトコンドリア機能を改善することができるとも言われています。

 

ミオイノシトールは多くの食品に含まれていて、特に果物、穀物、豆類、ナッツ類に多く含みますがサプリメントでの摂取が有効であるようです。

 

排卵前3ヶ月から栄養、ホルモン、環境、サプリメントなど外から影響を受けやすい時期になるため採卵を考える場合は3ヶ月前からの服用、

耐糖能異常・多嚢胞性卵巣症候群・未熟卵が多い方は採卵周期(生理開始日~採卵前日)での服用したほうが良いと考えられます。

参考にしてみてください。

 

鍼灸治療でも、糖代謝のツボとして、脊中穴、脾兪に良く反応が見られます。

背中のツボは自分ではなかなかできづらいですが、是非お灸して下さいね。

 

ビタミンD

 

妊娠や出産に深く関わるという話をしますね。

妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などにかかりやすくなったり、小さい赤ちゃんが生まれやすくなること、

また、ビタミンDが足りている女性は子宮筋腫になりにくいと報告されています。
ビタミンDは血液中のカルシウム(以下Ca)濃度を一定に保つビタミンです。血中のCaが少なくなると大変なことになるので、

ビタミンDが、Caが小腸から吸収しやすくしたり、尿から出ていくのを少なくしたり、骨からCaを溶かしたりして、Ca濃度を高めます。

 

妊娠、出産時には、お腹の中の赤ちゃんにどんどんCaを送り込まなければならないので、

ビタミンDが赤ちゃんの成長に深く関わっていると想像できます。

また、ビタミンDは以下のこととも関連しているという報告もあります。

・多嚢胞性卵巣症候群(PCO)の女性はビタミンD濃度が低め。
・PCOSによる排卵障害の女性はビタミンDの補充によって排卵率が上がる。
・卵胞液中のビタミンD濃度は高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。
・40歳以上ではビタミンD濃度が高い女性ほどAMHが高い。
・ビタミンD濃度が高い男性ほど精子の質がいい。

・ビタミンDは子宮筋腫を小さくする。

 

シミなどがきになる太陽ですが、TVで、手のひらはメラトニンが少なくシミになりにくいと言っていました。

太陽にあたり沢山ビタミンDを摂取してください。

 

妊活と肥満の関係

 

肥満で妊娠しにくいとはよく聞きますが実際のところはどうなのでしょうか?

最近、気になる記事をまた確認しました。

肥満により脂肪細胞から分泌されるアディポクチンというタンパク質が減少されるようです。

このたんぱく質の減少により卵巣の皮が厚くなって卵子の成長がうまくいかなかったり排卵もしにくそうです。

また肥満と冷え症は無縁のようですが、そんなことはなくかえって血行不良でお尻が冷たかったりお腹が冷たいです。

また不妊症の原因の一つともされている多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)になる可能性もあるとされています。

PCOSにより月経不順や無月経。月経過多症状。卵子の成長もままなりません。

卵活のための適度な体重制限や食生活にも心がけましょう!

 

セレン

ICSIの患者さんの卵胞液中の微量ミネラル濃度が卵胞の成長速度に関係する事が

ポーランドの研究で明らかになったという記事を読みました。

 

内容は、カドミウム、銅、鉄、鉛、セレン、亜鉛の濃度を測定して胚の発育のスピードをや妊娠したかを調べたものですが、

セレンや亜鉛、銅の濃度が高いほど発育速度が速く、カドミウムや亜鉛は遅くなり、鉄分は関連しなかったという事です。

微量ミネラルとは、身体の中に含まれる量が鉄よりも少ない元素で、鉄、亜鉛、銅、セレン、ヨウ素、マンガン、クロム、モリブデン、コバルト、バナジウム、フッ素、ニッケルがあります。生きていく上で必要不可欠な微量ミネラルは必須微量元素とされています。

今回注目したのは、セレンです。亜鉛や銅は聞いたことがあると思いますので。。。

セレンは活性酵素を抑える抗酸化酵素の構成成分となり、活性酸素による害を減らす役割や、甲状腺ホルモンを活性化する構成成分として重要なミネラルです、

 

魚や肉、卵に豊富に含まれている為、日本では不足になることはあまりありませんが

不足すると克山病、関節症、筋肉痛、皮膚の乾燥、生殖能力の低下などになりえます。

また、摂りすぎると爪の変形、脱毛、胃腸障害、下痢、疲労、神経障害、肌荒れなどになります。

毒性のある元素なのでサプリメントで摂る場合は、摂りすぎないように注意してください。

 

多く含む食材としては、レバー、ズワイガニ、かつお、等です。

鰹節もいいそうですので、お料理にかけて食べたいですね。

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