みかんの栄養
ブログ 2019年11月27日
今年も炬燵でみかんがおいしい季節になってきました。
みかんの栄養素はおおむねビタミンC、食物繊維が主成分となります。
1個のカロリーは45Kcalなのでなにか甘いものが食べたくなったらお菓子を食べるよりは
ビタミンも摂れるしおススメといえるでしょうか?
ビタミンCはみかん100g中35mgも含まれており、大体3個ほどで成人1人1日の必要量100mgをまかなうことができます。
ビタミンCには免疫力を高め細菌やウイルスなどの抵抗力をつける働きがあり、風邪などの病気予防の効果が期待できます。
風邪が流行する今の季節にはぴったりの食べ物ですね。
また、ビタミンCには、抗酸化作用があり、悪玉コレステロールを抑制する働きがあります。
これにより心筋梗塞や狭心症・脳梗塞などの動脈硬化を予防するといわれています。この季節に心筋梗塞が多い理由として、暖かいお部屋から寒い屋外に移動する際の『急激な血圧の上昇』が挙げられます。気温の変化がストレスとなって心臓への負荷が増すため、心筋梗塞を起こしやすくなると言われています。また、寒さによって心臓の血管が過剰に収縮して『血流不全』に陥ることも要因の1つと考えられています。気を付けなければならない病気の1つですね。
みかんに含まれるβ-クリプトキサンチンとは、天然に存在するカロテノイド色素の一つです。
カロテノイドとは黄色や橙色を示す天然色素でこの色素成分には抗酸化作用があり、紫外線から皮膚や目など守る働きがあります。
特にβ―クリプトキサンチンは、温州みかんに多く含まれていて、オレンジの約100倍も多く含まれています。
また、この色素はプロビタミンAでもあることから体内に入ると必要に応じてビタミンAに変わります。
やはり旬の物にはその季節に必要な成分だったり有益な成分だったりが多いですね。
でも食べすぎには注意が必要ですね。