妊娠中でも妊娠中じゃなくても気をつけたい水銀の話

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妊娠中の母子感染,水銀,カフェイン,電磁波の話!

ブログ 2018年06月11日

妊娠中の母子感染

 

妊娠中にウイルスや細菌、寄生虫などに母体が感染すると、胎盤や血液を通じて胎児に感染し、何らかの障害をもって生まれてくることがあります。

これを胎内感染、または先天性感染といいます。

特にトキソプラズマサイトメガロウイルス(CMV)の先天性感染症に対して、

現日本には認可の下りた治療薬、ワクチンが存在しません。そのため、妊娠中の予防がとても大切です。

 

特に重要なものは網脈絡膜炎による視力障害です。

 

この2つの胎内感染症は、以前の日本では珍しい病気と思われてきましたが、最近では生活環境の変化のせいか患者数が増えてきています。

しかし、母子手帳にこれらの病気についての説明はされていませんし、妊婦検診で検査できる施設も少ないのが現状です。

 

先天性トキソプラズマ症

トキソプラズマは家畜の肉や感染したばかりのネコの糞や、土の中などにいるごくありきたりの原虫です。小さいので目には見えません。

日本では大人になってから感染率が高くなる傾向にあります。

感染しても健康な人には全く問題ないのですが、妊婦が初めて感染した場合は、胎児にも感染する恐れがあります。

流産・死産・脳や眼の障害などが生じることがありますが重度も様々ですし、何も症状がないこともありますし、

成長するにつれて症状がでる場合もあります。

 

「トキソプラズマから胎児を守るために特に気を付けること」

1)生肉・非加熱食品

肉に含まれたトキソプラズマは67度になるまで加熱しないと死にません!

*生肉や加熱不十分な肉を食べない。中心部の赤みがなくなるまでしっかり火を通す。

ex生ハム、ローストビーフ、レアステーキ、パテ、生サラミ、ユッケ、馬刺し、鳥刺し、鯨刺し、加熱不十分なジビエ料理など。

*未殺菌のミルクを飲まない。未殺菌のミルクで作られた乳製品も食べない。

*包丁やまな板などの調理器具を生用と使い分け、細めに洗浄し清潔に保つ。

2)土いじりや水

感染したてのネコが近くで糞をしている可能性があります。

また、それらの土で川や井戸水が汚染されている可能性があります。

*土いじりの際は、手袋やマスクを装着し、作業後は十分な手洗いをする。

*野菜や果物は皮をしっかり洗う。

*ろ過、蒸留処理された水道水以外(塩素処理だけではダメ)の生水を処理しないまま飲むことは絶対避ける。

3)ネコの糞

*ネコ用トイレ掃除はできれば他の人に頼む。

*ネコ用トイレは毎日掃除する。

*妊娠中に新たにネコを飼い始めない。

*飼いネコは外に出さない。

*餌として生肉を与えない。

*ネコの世話や掃除の際、マスクや使い捨て手袋を使用し、作業後は手洗いを励行する。

Qなぜ、ネコに気を付けないといけないのか?

初感染したネコ科の動物の糞にトキソプラズマが含まれている可能性が高いからです。

ネコ科動物以外のペットからは感染しません。

Qトキソプラズマ感染症にかかった場合どうすればよいのか?

感染時期、妊娠周期に合わせて投薬治療など行います。

 

先天性サイトメガロウイルス感染症

サイトメガロウイルス(CMV)は世界中のいたるところにあるウイルスです。

母乳、子どもの唾液、尿に触れたりして子どものうちに感染。また性交渉によって感染もあります。

日本では成人の半数以上がすでに感染し免疫を持っています。

健康であれば全く問題ないのですが、妊婦が初めて感染した場合や免疫力がひどく低下した場合は、胎児への感染が危ぶまれます。

流産・死産・脳や聴力障害など生じる恐れがありますが、症状がでない場合もありますし、成長するにつれて症状が出る場合もあります。

 

「サイトメガロウイルスから胎児を守るために特に気を付けること」

*頻繫に石鹸で20秒間手洗いする。

*おむつ交換、こどもの食事、鼻水・よだれの処理、おもちゃを触った後は念入りに手洗いする。

それらが付いた物もきれいに拭き取る。

*子どもと食べ物、飲み物は分け、箸やスプーンなども同じ物を使用しない。

*子どもへのキスは、頬、唇は避けおでこにする。

*CMVは石鹸、アルコール、漂白剤等に弱いので、手洗いや掃除の際はこうしたものが入った消毒薬や掃除用品を使用する。

*保育所で働いてる場合、なるべく年長の子どもを担当する。

*妊娠中の性行為はコンドームを使う。

 

Q妊婦は、先天性CMV感染症の人に近づかない方がいいのか?

CMVは、世界中どこにでもいるウイルスです。感染しても気づかないだけです。

インフルエンザのような飛沫感染(くしゃみや咳)することはないですが、唾液や尿に触れた手を介して感染します。

ですので、手洗いの予防がとても大切です。

 

注)

トキソプラズマもCMVも採血して抗体検査ができます。

妊婦検診には含まれていませんので、自ら検診を依頼する必要があります。

不安に思う事が少しでもあれば必ず医師に相談して大切な赤ちゃんを守って下さい。

 

水銀

厚生労働省から出ている「妊婦への魚介類の接触と水銀に関する注意事項」というのをご存知でしょうか?

 

マグロや秋刀魚、イワシなどDHAやEPAが多く含まれているものは血液サラサラにするなどの血栓予防や、脳神経の発達や機能維持、

抗アレルギーなどにいいと言われ、普段からも摂取してもらいたいです。

 

ただし、食物連鎖などで体内に水銀を多く貯蓄している魚には注意が必要です。

妊娠中に気をつけてもらいたいのはマグロや、イルカ、クジラ、キンメダイ、クロムツ、メカジキなどです。

厚生労働省のお知らせからは、ツナは大丈夫。授乳中も食べても問題なし。小児も問題なしです。

水銀を食べてしまうのは怖いと思って魚を敬遠してしましがちですが、魚にはDHA、EPA、鉄、カルシウム、

タウリンなどがふくまれていますので、水銀濃度が高いお魚をさけての摂取をお勧めしています。

もし、規定量より食べ過ぎてしまった場合は、水銀が排出されるまで2ヶ月くらいかかるのを待ちます。

 

カフェイン

 

妊娠するとカフェインは控えた方が良いと言われますが何故控えた方が良いのかご存知ですか?

 

カフェインには中枢神経を刺激して緊張させ血管や心筋などの収縮を促し、基礎代謝を活発にする働きがあります。

 

妊娠初期に血管が収縮するとお腹が張り、流産のリスクが上がってしまいます。

カフェインが多く含まれるコーヒーや紅茶、日本茶などはタンニンも多く含みます。

このタンニンはカルシュウムや鉄分と結び付きやすく、カフェインには利尿作用もあるため、大切な栄養素を尿と一緒に体の外に排出してしまうのです。

血管を収縮させ、栄養素を排出してしまうので胎児の栄養不足により低体重出生児や発達障害のリスクを高めると言われています。

 

また中期以降お腹が大きくなってきて胃を圧迫するようになってからカフェインを多量に摂取するとカフェインが消化器や胃液の分泌を刺激し、

胃もたれ、吐き気、下痢を引き起こす事があります。

妊娠後期は代謝がおちてくるのでカフェインを分解するのに負担がかかるようになるので高血圧の原因にもなってしまいます。

 

お母さんが摂取したカフェインは胎盤や母乳を通して赤ちゃんにも届きます。

生後すぐの赤ちゃんがカフェインを消化するのにかかる時間は約3日、大人の15倍の時間と言われています。

赤ちゃんが興奮しやすくなる、落ち着きがない、泣き止まない、などの症状が現れるそうです。

 

妊婦さんのカフェイン摂取上限はカナダでは300㎎/1日となっていますが 英国では200㎎/1日と

バラつきがあるようです。WHOではまだカフェインの作用が妊婦に及ぼす影響について確定していな

いとするものの妊婦はコーヒーはカップに3~4杯/1日までにする事が好ましいとしています。

日本の厚生労働省、農林水産省ではこれらの呼びかけを受けて注意喚起している感じ(?)でしょうか?

○国内におけるカフェインに関する情報
・農林水産省「カフェインの過剰摂取について

・食品安全委員会ファクトシート「食品中のカフェイン

 

コーヒーや紅茶にカフェインが入っているのは気にする方も多いと思いますがその他にも

ほうじ茶に150㎖中に30㎎程度 番茶に150㎖に15㎎程度 含まれています。ココア、板チョコ、コーラなどにも含まれています。

 

ちなみに1日の摂取量100mgではほぼ問題なしとされているデータもありますのでご参照までに

でもドリップコーヒーだと150㎖で100mgになってしまうようです。

 

ずっと習慣にしていたものを止めるのはストレスにもなります。

2日に1回にしたり、毎日飲みたい方は小さめのカップにするなど安全性を確認して上手にお付き合いする事をお勧めします。

 

電磁波

妊娠がわかってからは、お腹にいる赤ちゃんのことを一番に考えるようになり自分自身を含め一段と健康に気を付けるようになりますよね。

食べ物や生活のスタイル、暮らしの中のリスクは極力減らしていきたいと考えるのは当然のことです。

 

そんなリスクの一つとして取り上げられるのが「電磁波」

現代人の暮らしの中にはスマホやPC、携帯電話など電磁波を発生するものが身の回りに沢山あります。

「電磁波は自分や赤ちゃんによくないのでは?」と心配されるかたも多いのではないでしょうか。

 

そもそも、電磁波とは、電気のエネルギーが波として遠くに伝わることをいいます。

電気を使用することで電磁波は流れますので、電気を使って生活をしている私たちは電磁波の中で生活しているともいえます。

 

電磁波は大きく3つに分かれ、人への影響は電磁波の種類によって異なります。

低周波:送電線、掃除機

中間周波:IH調理器

高周波:電子レンジ、スマホ、携帯電話

 

低周波も高周波も普段の生活環境では存在しませんが、極めて強い低周波電磁界を浴びると、神経が刺激されます。

また、高周波電磁界の場合は体温が上昇していきます。

 

スマホは毎日使用しているし、自宅の調理もIHだ・・・と気を落とさないでください。

普段の生活環境の電磁波であれば、浴びている時間や回数には関係なく影響がないと言われています。

 

しかし、妊娠中の長時間のスマホの使用やPC作業は眼精疲労や肩こりを引き起こします。

健康被害はありませんがほどほどにしましょうね。

 

 

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