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妊娠前に検査を!

ブログ 2018年10月03日

妊娠前の準備

妊娠前にどのような検査を受けたらいいでしょうか?

生理不順や不正出血がなくてもまずは婦人科で子宮や卵巣のエコー検査や子宮頚がん検査、女性ホルモンや、性感染症の血液検査を受けてみましょう。子宮筋腫や子宮奇形は不妊症だけでなく、流産の原因になることがあります。

40歳以上では子宮体がんや乳がんの検査に加えて糖尿病や甲状腺機能の検査もしたほうがいいです。

風疹

  • 風しんは、発熱や発疹、リンパの腫れを特徴とする感染症で、三日ばしかとも呼ばれます。
  • 風しんの症状は、子供では比較的軽いのですが、大人がかかると発熱や発疹の期間が子供に比べて長く、
  • 関節痛がひどいことが多く、1週間以上仕事を休まなければならない場合もあります。
  • すでに風しんにかかったとの記憶のある人達に血液検査を行ったところ、約半分は記憶違い、または風疹に似た他の病気にかかっていたという調査結果もあります。

風疹は発熱、発疹が症状で感染力は弱く重い病気ではないのですが

最も怖い点は、妊娠初期(20週頃まで)の女性が風しんにかかると、生まれてくる赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障など、「先天性の病気(先天性風しん症候群)」を引き起こす恐れがあることです。

(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。

*2019年第26週の風疹報告数
2019年第26週(6月24日~6月30日)に32人が風疹と診断され報告された。

遅れ報告も含めると、第1~26週の風疹累積患者報告数は1,896人となり、第25週の1,848人から48人増加した。

なお、第26週に診断されていても、2019年7月4日以降に遅れて届出のあった報告は含まれないため、直近の報告数の解釈には注意が必要である。(風疹流行に関する緊急情報:2019年7月3日現在国立感染症研究所感染症疫学センター)

風しんは、「予防接種で防ぐことのできる病気」です。

自分自身はもちろん、家族や周りの方々を風しんから守り、生まれてくる赤ちゃんを先天性風しん症候群から守るため、

予防接種をご検討ください。

※妊婦さんは予防接種を受けることができません。

※健康上の理由で予防接種を受けられない方もいます。

 

厚生労働省は、風しんに関する特定感染症予防指針を改正(平成29年12月21日一部改正、平成30年1月1日適用)し、風しん及び先天性風しん症候群の発生時に迅速な対応ができるよう、風しんの患者が一例でも発生した場合に、感染経路の把握等の調査を迅速に実施するように努めるとともに、原則として全例にウイルス遺伝子検査を実施することで、確実に風しんを診断することとしています。

また改めて定期予防接種に対する積極的な接種勧奨を行うとともに、妊娠可能女性とその家族への予防接種の推奨、また産褥女性に対する風しん啓発を行っており、2020年度までに風しん排除の達成を目指しています。

 

『2022年3月31日までの間に限り、1962(昭和37)年4月2日から1979(昭和54)年4月1日までの間に生まれた男性(39歳~56歳)が風しんにかかる定期の予防接種の対象者として追加されました。この年代の男性が抗体保有率が特に低いためです。

まずは、風しんの抗体の有無を確認するため、抗体検査を受けてください。東京都や埼玉県では自治体により無料で抗体の検査を受けることができます。

抗体検査の結果、風しんの抗体がないことがわかった場合、原則無料で風しんの予防接種を受けることができます。』

 

以前(現在の40歳頃まで)は女子は中学生の頃に集団予防接種で1回受けていますがその後男子も含めて個別接種となったため受けていない方も多く、女性では20代~30代、男性は20代〜50代で風疹にかかり流行しています。

 

風疹抗体価の検査は不妊の検査、妊娠初期に検査される項目の一つであるので不妊治療している方は検査済みであると考えられますがまだ妊娠を望むけれど不妊治療をしていない方はまずは医療機関で風疹抗体価を検査することをおすすめします。

 

2019年4月以降、お住まいの市町村からクーポン券が届きますのでクーポン券に従って抗体検査を受けてください。

2019年度は、原則、1972(昭和47)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性にクーポン券が届きます。

なお、2019年度にクーポン券が送付されない1962(昭和37)年4月2日~1972(昭和47)年4月1日生まれの男性も

市町村に希望すればクーポン券が発行されます。

 

街頭で、この風しん抗体検査クーポンが届いた男性にインタビューしていました。

クーポンを使って検査を受ける予約をした方もいれば、検査を受けるか悩んでいる方、封筒さえ開けていない方など様々でした。

自分だけの問題ではなく、他人にも影響を及ぼす重要な問題だと認識してほしいです。

検査を受けるか悩んでいる方には是非受けてほしいですし、封筒を開封していない方は開封して、

風しんが妊婦にとってどれだけ脅威な疾患なのか理解してほしいです。

国としても予算30億円かけて作っているクーポンです。

それだけ、国も重要事項としている問題だと言えます。来年の東京オリンピックに向けての対策でもあります。

男性だけでは、風しんが妊婦に与える影響があることを全く認識していない場合が多いと思いますので、

周りの方からクーポンの話題など出されるといいと思います。無料で検査できるチャンスなのでこの機会に抗体検査を行ってください。

詳しくは、厚生労働省のHPをご参照ください。

 

妊娠するのは女性ですが、パートナーが風疹を持ち込んでうつるといけないので男性も予防接種をする必要があります。風疹の抗体検査は男性も行いましょう。

麻疹

最近ニュースで取り上げられている「 麻疹」。

日本では、はしかと呼ばれますが、どのような病気かご存知ですか?

 

麻疹は”麻疹ウイルス”による感染症であり、人から人へ空気、飛沫、接触など様々な経路で感染します。

感染力は強く、インフルエンザの5倍以上ともいわれています。

 

感染後10~12日間の潜伏期間を経て、発熱や咳などの症状で発症します。

 

「 カタル期 」

最も他者への感染力が強い期間になります。

38℃前後の発熱が2~4日間続き、風邪様症状(発熱、倦怠感、上気道炎症状)

結膜炎症状が次第に強くなります。

乳幼児では機嫌が悪い、消化器症状では下痢、腹痛を伴うこともみられます。

発疹が現われる1~2日前ごろに口のなかの頬の裏側にやや隆起した

1mm程度の小さな白色の小さな斑点(コプリック班)が出現します。

斑点(コプリック班)は麻疹に特徴的な症状ですが、発疹出現後2日目を過ぎる頃までに消えてしまいます。

また、口腔粘膜は発赤し、口蓋部には粘膜疹がみられ、

しばしば溢血斑(いっけつはん)を伴うこともあります。

 

「 発疹期 」

その後、体温は1℃程度下がりますが、その後半日くらいのうちに再び高熱(多くは39℃以上)が出るとともに、

発疹が出現、耳後部、頚部、前額部から出始め、

翌日には顔面、体幹部、上腕におよび2日後には四肢末端にまで広がります。

発疹が全身に広がるまでは39.5℃以上の高熱が続きます。

この時期には高熱が続き、カタル期症状が一層強くなります。

発疹期は発疹出現後72時間程度持続しますが、

これ以上長い発熱が続く場合には、細菌による二次感染の疑いがあります。

 

「 回復期 」

発疹出現後3~4日間続いた発熱は解熱し、全身状態、元気さが回復し、

カタル症状も次第に軽快してきます。

発疹は黒ずんだ色素沈着となりますが、一週間程で皮がむけるようにとれるとも

報告されています。

 

このように、麻疹の主症状は発熱が約1週間続き、カタル症状も強いため、

合併症がなくても入院を要することが少なくなく、

回復までには時間のかかる重症な病気といえます。

 

また、ワクチン未接種の女性が妊娠中に麻疹にかかってしまうと、

子宮収縮による流産を起こすことがあります。

 

妊娠初期・・・ 31%

中期以降・・・9%(流産または死産)

24%(早産)

 

予防としてはワクチンの接種があります。

大人でも麻疹のワクチン接種を受けたことの無い人も、

1~2回ワクチン接種を受けることでも予防策となります。

(マスクでは予防できません!!)

 

麻疹の抗体を持っているかどうかあらかじめ確認しておきましょう。

 

 

口腔ケア

虫歯になって歯が痛まないと歯医者さんに行く事って少ないですよね。

どうしても虫歯を治療する時の痛いイメージがあって出来れば行きたくないですよね。

妊娠すると虫歯の治療が出来ないと思っている方は多いと思いますが安定期に入れば治療は出来るようです。

その時麻酔やレントゲンの影響が気になると思いますが虫歯の治療の為の麻酔は量も微量な為、影響を与える事はないそうです。

レントゲンも歯は子宮から離れている為、防御エプロンを着用すれば大丈夫だそうです。歯科医さんに妊娠の旨お伝えしましょう。

 

それでも気になる方は歯科医に通い経過観察しながら出産後治療をするのも1つの方法となります。

妊婦さんにとって大切なのは歯周病を防ぐということなのです。

妊娠している女性が歯周病にかかると早産及び、低出生体重児のリスクが高くなると言われています。

早産兆候があった妊婦の約半数に羊水から細菌が検出され、その30%が歯周病菌だったそうです。

歯周病が早産とどのような因果関係があるのかまだ解明はされていないようですが細菌による慢性炎症によりサイトカインや白血球が活性化し

プロスタグランジン等の炎症物質が多く放出されることにより陣痛が促進されるのが原因ではないがといわれているそうです。

妊娠前に虫歯が無かった方もつわり中は歯を磨くと気持ちが悪くなったり、嘔吐により口の中が酸性になったり、

まとまった食事がとれずちょこちょこ食べになったりして口腔衛生が乱れがちです。

安定期に入ったら1度口腔検診を受けられる事をお勧めします。

一般の方も一昔前は半年に1度は歯石をとった方がいいと言われておりましたが現在は3ヶ月に1度の歯石のケアが推奨されています。

妊活中からしっかり口腔ケアをすることはとても大切です。

 

産後歯がボロボロになったという話を聞いた事がある方もいると思いますが妊娠時のカルシウム不足の

為に歯からカルシウムを吸収する事はないそうですので妊娠時の口腔ケア不足による歯周病が原因であると言われています。

歯周病ケアをしっかりして80歳になっても自分の歯でご飯を食べられるように頑張りましょう!

がん検診

※がん検診は必ずではないのですが、近年若い女性の子宮頚がんなどが増えてきています。

妊活を行う前に検査を行うのが好ましいです。

 

がんの罹患率は40代から増え始めるそうです。女性が特に気をつけたい子宮頸がんや乳がんは40代がピークです。

 

国立がん研究センターでは、日本人のためのがん予防法を公表しています。

禁煙、節酒に加えて食事や適正体重の維持、身体活動など5つの健康習慣を実践した場合には

約40%女性ががんになるリスクが低下すると推計されています。

がんを予防するには、日ごろからの健康習慣を心がけることも大切です。

 

「がんを予防する5つの生活習慣」

(国立がん研究センター作成「科学的根拠に基づくがん予防」より抜粋)

 

1)活発な身体活動は大腸がん、乳がんのリスクを下げる。

毎日60分程度歩く身体活動に加え、息がはずんで汗をかく程度の運動を週に60分程度行うのが目安。

 

2)やせすぎ、肥満は乳がん、大腸がん、肝がん、子宮内膜がんのリスクを上げる。

がんになるリスクは肥満だけでなく、やせすぎも高まる。BMI値21~25の適正範囲になるように管理。

 

3)高塩分食品は胃がんのリスクを上げる。

塩分(ナトリウム)の摂取量とがんの因果関係は明らかになっていないが、塩分濃度の高い

食品の摂り過ぎは胃がんリスクをほぼ確実に増加する。

 

4)野菜、果物不足で食道がんのリスクを上げる。

食道がんだけでなく、胃がんのリスクも上げる可能性もある。

1日400g(野菜を小鉢5皿分+果物1皿分)を目安に毎日食べるよう心がけたい。

 

5)飲食物を熱いまま摂ると食道がんのリスクを上げる。

飲食物を熱いままとると口腔内や食道の粘膜を傷つけるので、食道がんのリスクがほぼ確実に

高まる。少し冷ましてから口にする習慣を。

 

最近、乳がんで亡くなった芸能人のニュース等を耳にすることが多かった気がします。

普段から入浴の時などにセルフチェックを行い、しこりなどの違和感がないか触診することも大事です。

マンモグラフィ検査は、月経後の方が痛みを感じにくいです。

 

子宮頸がんも20代から発症する方もいるので2年に1回の検診を受けることが大切です。

近年、検診結果の表示方法が変更になったため、「異常なし」以外の場合は、必ず受診して精密検査を受けましょう。

 

がん検診は、適切な時期と頻度で定期的に受けていくことが大切です。

「忙しい」「がんが見つかったら怖い」等の理由でがん検診を受けていない人もいるかもしれませんが、先延ばしにするほど受けづらくなります。

例えば、誕生日や記念日などに受けるようにすると習慣化しやすいでしょう。

 

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