春の3ヶ月は発陳
コラム 2016年03月19日
春の3ヶ月は発陳(はつちん)
冬の間かくれていたすべてのものが、芽を出し活動的になり始める時期です。天地の生気が発動し、人体の陽気も多くなる時期です。
ですから、早寝早起きを心がけ 、適度に運動して身体を動かし始めることが大切になります。
そして、心身ともにのびのびとした気持ちで活動するのが、春気に応じるよい方法です。
体の奥にしまっていたエネルギーを体中に行き渡らせていく作用があるのが「肝(肝臓)」です。春は肝が傷みやすい季節でもあります。
うまく、肝からのエネルギーが全身に巡るようにする養生法として、
苦味・酸味の食べ物を摂りましょう。
酸味のあるものは肝臓の疲労に良いとされているので疲労回復や予防に役立てると良いでしょう。
<今月のアロマ>
グレープフルーツ
実が葡萄のように鈴なりに成ることから名が付き、
酸味と苦みのバランスもとてもいいです。
イライラや落ち込みといった神経の調整をとる作用や
脂肪の代謝、利尿作用、解毒、リンパ系肝臓刺激強壮作用など
ダイエット効果、デトックス効果が期待できます。
食べることはもちろん、香りを嗅ぐことでも効果的です