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コラム

便秘について

コラム 2017年03月01日

今回患者さんの多くがあてはまる便秘についてお話していきたいと思います。

現代の女性の約45%(約2人に1人)が便秘もちと言われています。

便秘にも様々な種類や原因がありそれぞれ対処法も違ってきます。

 

まず、便が作られる過程や排便の仕組みに問題がある「機能性型」と、

腸の病変によって起こる「器質性型」の種類にわけられます。

 

「器質性」の主な原因は、大腸の疾患(腫瘍や炎症、閉塞)で便が流れる腸管が

狭くなってしまっていたり、先天的に腸の長さや大きさに異常が生じ便秘になります。

器質性の便秘は原因となる疾患を治療し改善の効果をみるか、治療しないのであれば

上手くつきあっていく方法を考えることが必要です。医師にご相談下さい。

 

「機能性」では、急性便秘、消化器官(胃、小腸、大腸など)の機能低下が原因であり

一般的に便秘と呼ばれるのは機能性便秘に当てはまります。

機能性便秘はさらに、一過性便秘と習慣性便秘に分けられます。

 

一過性便秘とは一時的におこるものをさし、以下のような場合をいいます。

・食物繊維の少ない食事(肉類)を摂り過ぎた場合・ダイエットをして食べる量が減った場合

・身体の水分代謝に追い付かなく水分不足になっている場合・環境の変化でのストレス

 

習慣性便秘とは便通のない状態が日常的に起こることをいい、原因別に3つのタイプに分かれます。

 

  1. 弛緩性(しかんせい)便秘

大腸のぜん動運動が弱くなったり、筋力の低下で、便を押し出すことができなくなるために起こり、高齢者やお産を経験したあとの女性に多いです。

対処法:お腹を鍛える筋肉トレーニングなどを行うことが効果的です。

 

2.痙攣性(けいれんせい)便秘

心理的ストレス等により自律神経が乱れ、腸のぜん動運動が強くなりすぎてしまったために起こり、下痢と便秘を交互に繰り返す場合があります。

対処法:鍼灸治療が有効ですね。腰にある(腎兪(じんゆ)・大腸兪(だいちょうゆ)に

施術を行うとより効果的です。

 

3.直腸性(ちょくちょうせい)便秘

便が直腸に到着したにもかかわらず便意が伝わらないために起こり、便意をがまん癖のあることでおこる場合があります。

対処法:腸の機能を働かせ、便意を感じられることができるようになることが1番です。

 

便秘の中でも様々な種類があります。自身のタイプを理解し対処することが大事ですね。

また、便秘と不妊には密接なかかわりがあります。女性のお腹の中を覘いてみると

おへそ側から膀胱→子宮→直腸の順に並んでいます。直腸に便が溜まってしまうと

子宮が圧迫され血液がうまく流れていかない状態になってしまい、お腹の冷えの原因にもなります。最近お通じがよくないな~と思う方は担当の先生にご相談ください。

 

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