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コラム

5月の養生法

コラム 2016年05月19日

万物が繁栄し、秀麗(しゅうれい)となる季節
この時節は、「天(天空)から人に与 えられる徳(気候や日光・雨・露など)と地(地面)から人に与えられる気(土地の産物など)が、一年中で一番大きくなり、陰陽が統合して万物を化生(生まれ変わる)し、人も生存することが出来る。」という意味で、天の気と地の気は上下交わり合い、万物も花開き実を結ぶ。気持ちを愉快にすべきで、怒ってはならない。花のある植物と同じように満開にさせ、体内の陽気を外に向かって開き通じ、心に熱がこもらないよう発散することができるようにさせることが大切です。
天と地のエネルギーを受けて、私たちの生命を守り育てるためには、天気のよい日に野外にでて澄みきった空気を深呼吸し、適度な運動をし、一日に一回は汗を流して体表の老廃物を発散すると良いでしょう。
 

<ビタミンDと妊娠&出産力の関係>
紫外線が気になる季節ですが、今月はビタミンDが妊娠や出産に深く関わるという話をしますね。妊娠中にビタミンDが不足すると、妊娠糖尿病や妊娠高血圧症候群などの妊娠合併症にかかりやすくなったり、小さな赤ちゃんが生まれやすくなること、また、ビタミンDが足りている女性は子宮筋腫になりにくいと報告されています。
ビタミンDは血液中のカルシウム(以下Ca)濃度を一定に保つビタミンです。血中のCaが少なくなると大変なことになるので、ビタミンDが、Caが小腸から吸収しやすくしたり、尿から出ていくのを少なくしたり、骨からCaを溶かしたりして、Ca濃度を高めます。 妊娠、出産時には、お腹の中の赤ちゃんにどんどんCaを送り込まなければならないので、ビタミンDが赤ちゃんの成長に深く関わっていると想像できます。

さらに、これまでBDと生殖活動の関係については、多くの研究報告がされています。
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性はビタミンD濃度が低い。
・PCOSによる排卵障害の女性はビタミンD補充によって排卵率が上がる。
・卵胞液中のビタミンD濃度は高い女性ほど体外受精の妊娠率が高い。
・40歳以上ではビタミンD濃度が高い女性ほどAMHが高い。
・ビタミンD濃度が高い男性ほど精子の質が高い。

・ビタミンDは子宮筋腫を縮小する。

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